世界中のファンを魅了している、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』をご存知でしょうか?神木隆之介さんが声優をしていることも話題ですよね。本作のモデルになったと噂される場所が、日本中に存在しているようです。
そこで今回は、ジブリ作品『千と千尋の神隠し』モデルの温泉はどこなのか、映画の舞台の聖地などについて調査しましたので、ご紹介していきます。
『千と千尋の神隠し』モデルの温泉はどこにある?
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』モデルの温泉は、どこにあるのかについて、探ってみましょう。
江戸東京たてもの園・武居三省堂(東京都)
スタジオジブリが、公式に認めているモデル地の1つとして、東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」が挙げられます。千と千尋の名脇役「釜爺」は、油屋のボイラー室で働く蜘蛛の姿をした男性であり、6本の腕を使ってさまざまな薬草を調合していました。
ボイラー室の中で印象的なのは、整然と並ぶ薬草棚です。モデルとなったのは、江戸東京たてもの園で人気のスポット『武居三省堂』。天井から床まで壁を埋めつくす引き出しが、薬草棚のデザインの参考になったと言われています。
江戸東京たてもの園・子宝湯(東京都)
武居三省堂と同じ場所の「江戸東京たてもの園」にある『子宝湯』は、本作に登場する油屋のモデルの1つです。油屋の設定である「商店街の一角にそびえ立つ銭湯」のコンセプトの参考にされました。
また、注目すべき点は脱衣所の横にあるガラス戸と庭園風の庭。作中で千が水を捨てに外へ出て、庭に立つカオナシを客だと勘違いし、ガラス戸を開けたままにしたことでカオナシが油屋に入ってしまう印象的な場面を思い出すでしょう。
渋温泉・金具屋(長野県)
長野県渋温泉の老舗旅館『金具屋』は、『千と千尋の神隠し』に登場する油屋のモデルの1つと噂される建物です。ハクに連れられて千尋がやってきた夜の油屋は、昼間とは違い神様たちが疲れを癒しに訪れるのにふさわしい煌びやかな旅館でした。
建物の中でも「木造四階建斉月楼」と「金具屋大広間」は国の登録有形文化財に指定されており、歴史を感じられる風格が魅力です。また、3つの大浴場と5つの貸切風呂の計8つの温泉を備え、4つの源泉から湧く異なる泉質を楽しめます。
道後温泉本館(愛媛県)
『千と千尋の神隠し』の油屋の公式モデルとして、宮崎駿監督自身も認めている愛媛県松山市の『道後温泉本館』。制作スタッフが滞在中にスケッチを行った記録も残っており、外観の特徴である丸みを帯びた屋根が、映画の油屋にもそのまま反映されています。
夏目漱石や正岡子規など多くの文人にも愛された「道後温泉」は、約3000年の歴史を誇る日本三古湯の1つ。泉質はアルカリ性単純温泉で、美肌効果も高いと評判です。伝統と風格を備えた湯屋として、今も多くの人々を魅了し続けています。
『千と千尋の神隠し』映画の舞台の聖地も紹介!
スタジオジブリ作品である『千と千尋の神隠し』映画の舞台(聖地)を、1つずつ見ていきましょう。
浪漫のトンネル(群馬)
『千と千尋の神隠し』の聖地として知られるのが、群馬県の老舗旅館「積善館」にある『浪漫のトンネル』。千尋が両親と共にトンネルを抜け、異世界へ足を踏み入れる印象的なシーンのモデルです。
薄暗く幻想的な通路の雰囲気が、映画の中に入り込んだような感覚を呼び起こします。また、「積善館」の外観が物語に登場する油屋にも似ていることから、ファンの間で「千と千尋の舞台」として人気を集めているようです。
有楽町駅のガード下(東京)
東京都の有楽町駅ガード下は、『千と千尋の神隠し』の舞台モデルの1つとして知られています。千尋が豚になった両親を見て混乱し、元の道へ戻ろうとするシーンの街並みを参考にした場所です。
実際に美術監督の武重洋二さんもモデルにしたことを認めており、ガード下の雑多でどこか懐かしい歓楽街の雰囲気が、映画の不思議で少し不気味な世界を感じさせます。
日光東照宮(栃木)
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の聖地の1つとして知られるのが、栃木県の日光東照宮。油屋の最上階にある湯婆婆の部屋のモデルで、陽明門や五重塔、廻廊などの豪華で繊細な装飾を参考にしたと言われています。
千尋が湯婆婆に「働かせてほしい」と頼む場面や、龍の姿のハクを追いかけるシーンを思い出させる、壮麗で神秘的な雰囲気が魅力的です。
ホテル雅叙園(東京)
『千と千尋の神隠し』の油屋の内部モデルとして知られるのは、東京都の「ホテル雅叙園」。宮崎駿監督が実際に参考にしたと公言しており、館内の華やかで重厚な装飾や広間のデザインは、作中でカオナシが青蛙を呑み込み、宴会をする場面を思い出させます。
現在は結婚式やパーティ会場としても人気で、映画の豪華絢爛な世界観を体感できるスポットと言えるでしょう。
下灘駅(愛媛)
愛媛県にある「下灘駅」は、『千と千尋の神隠し』の聖地として知られているスポットの1つ。千尋が銭婆の元に向かうシーンで登場する、「海に続く線路」と雰囲気がよく似ています。
昔は「日本で1番海に近い駅」と言われた場所で、ホームから見える水平線や海の景色は、映画の幻想的で懐かしい世界観を思い出させてくれるでしょう。現在も多くの観光客や写真愛好家が訪れ、映画のシーンを想像しながら散策できる人気のスポットです。
清洲城(愛知)
スタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』の聖地として知られるのが、愛知県の「清洲城」。清洲城の五条川に架かる朱塗りの大手橋は、作中に登場する油屋の赤い橋に雰囲気が似ているので、映画のモデルの1つとされています。
赤い橋は物語のラストで銭婆の元から帰ってきた千尋が、湯婆婆の出す問題に正解する重要なシーンに登場。坊が千尋を庇って湯婆婆に怒る場面や、油屋の仲間たちが千尋を笑顔で送り出すシーンなど、感動的で胸が熱くなる展開を連想させてくれます。
まとめ
今回の記事では、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』モデルの温泉の場所を中心に、映画の舞台である聖地などを紹介しました。
モデルになったと言われる温泉は、複数あるようですが、どれも魅力的な場所のようですね。映画の舞台の聖地を参考にスポットを訪れ、『千と千尋の神隠し』の世界観を味わってみましょう!
