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 『おもひでぽろぽろ』あらすじは?映画で流れる歌についても調査

『おもひでぽろぽろ』あらすじは?映画で流れる歌についても調査

高畑勲監督による、スタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』をご存知でしょうか?主人公のタエ子が昔の記憶をたどりながら田舎へ旅する姿に、忘れていた気持ちを思い出す人もいるようですね。

そこで今回は『おもひでぽろぽろ』あらすじや、劇中で流れる印象的な歌について調査しましたので、ご紹介していきます。

『おもひでぽろぽろ』あらすじ紹介!

成長したタエ子が田舎での滞在を通し、自分の生き方と心の整理に向き合う物語『おもひでぽろぽろ』。東京で働く27歳のタエ子は、1982年の夏に山形へ向かう道中で、小学5年生の思い出を回想します。現地で出会った25歳の農業青年・トシオとの交流や、自然に寄り添う暮らしの中で、タエ子は過去のわだかまりから解放されていきました。

東京へ戻る日、タエ子は人生を選び直す決意をします。回想はソフトタッチ、現在はリアルタッチで描き分けられ、アニメでありながら現実味のある女性の青春ドラマとして異彩を放つ作品です。

『おもひでぽろぽろ』映画で流れる歌は?

多くの名曲が使われている映画『おもひでぽろぽろ』の、作中で流れてくる歌について紹介しましょう。

想い出の渚

タエ子が姉たちを回想するシーンで使われた、ザ・ワイルド・ワンズの名曲『想い出の渚』。1966年にヒットした曲であり、昭和の時代を象徴するメロディです。

姉たちがどんな感じで成長していったのかを、タエ子が回想しています。ミニスカートの流行や宝塚の話題など、時代の空気を感じさせる場面でした。ザ・ワイルド・ワンズは『ユア・ベイビー』『バラの恋人』などでも知られる、日本の長寿バンドです。

だまって俺について来い

学級会で給食を残すかどうかで揉める場面で、植木等の『だまって俺について来い』が流れました。この曲は、議論の緊張感とユーモラスな雰囲気の両方を巧みに引き立てます。

小学5年生のツネ子ちゃんが、ベトナム戦争を例に挙げて「給食を残すのは悪だ」と真剣に主張する場面もあり、子どもなりのしっかりした意見が出るのも面白いポイント。一方で、多くの男子は最後にふざけて、場の空気を和ませます。給食をめぐる議論と子どもたちのリアクションに植木等の軽快な音楽が重なり、学級会の場面に独特の味わいが生まれました。

こんにちは赤ちゃん

給食の時間に女子が保健室へ行く理由を、男子が探る場面には梓みちよの『こんにちは赤ちゃん』が使用されています。この名曲は可愛らしく軽やかな雰囲気で、場面のコミカルさを引き立てました。

リエちゃんが中山くんに理由を話してしまい、男子がからかいに来る場面。話題になる「パンツ」は生理用ナプキンと推測でき、子どもの無邪気さと少し照れた空気を感じます。男子がお盆を持ち、ニンマリ笑いながら横を通り過ぎる様子もユニーク。小学生らしいいたずら心が描かれ、給食時間の教室での独特の緊張感と面白さを表現しています。

君といつまでも

加山雄三の『君といつまでも』は、タエ子が父親に叩かれる場面で流れました。リリースは1965年で、第8回日本レコード大賞特別賞を受賞した名曲。穏やかで懐かしい雰囲気が、家族間の緊張感と対比する形で用いられています。

物語では家族4人で中華料理店へ出かけようとしてひと悶着あり、怒った父親がタエ子の頬を叩く展開に。小学校高学年の情緒の不安定さや、反抗期の葛藤がリアルに描かれていて共感できるでしょう。この場面では祖母がNHKのど自慢を観ており、「こんにちは赤ちゃん」「君といつまでも」が流れます。

コケコッコのうた

ひょっこりひょうたん島:ドン・ガバチョの『コケコッコのうた』は、タエ子が演劇のスカウトを受ける場面で使われました。学芸会でのタエ子の演技が評価され、日大の演劇への出演を勧められるシーン。明るく軽快な曲が場面に楽しい雰囲気と少しの興奮を与えています。

また、タエ子はこの場面でNHKの人形劇『ひょっこりひょうたん島』を視聴。「コケコケコケコケコケコッコ」という、ドン・ガバチョの歌声が場面のコミカルさや懐かしさを際立たせています。

ひょっこりひょうたん島

前川陽子の『ひょっこりひょうたん島』のテーマソングは、タエ子が母親と商店街へ買い物に出かけるシーンで流れました。演劇の主役に選ばれたのは、タエ子ではなくクラスメイト。悔しさを胸に抱えたまま商店街を歩き、テーマソングを小さく口ずさんで自分を励まそうとします。

この曲は幼い頃のテレビの前で感じるワクワク感を象徴するように、タエ子の心をそっと支えました。落ち込んでも前向きに立ち直ろうとする姿から、タエ子らしさを感じるでしょう。

未来を信ずる歌

山形での滞在中にタエ子とトシオが『ひょっこりひょうたん島』の思い出話で盛り上がり、口ずさんだのがドン・ガバチョの『未来を信ずる歌』です。「今日がダメなら明日があるさドンドンガバチョドンガバチョ」と、子ども時代に耳にしたフレーズを思い出しながら語り合います。2人の距離は一気に縮まり、人生に対する前向きさが自然と共有されていきました。

失敗や落ち込みを軽やかに受け止めてくれる『未来を信ずる歌』の歌詞は、時代を越えて多くの人を励ましてきたもの。過去の記憶を通じて、心が繋がる温かい場面です。

好きになった人

電車に乗って東京へ戻る場面で流れたのは、都はるみの『好きになった人』。列車の扉が閉まる瞬間に乗り込んできた見知らぬおじさんの存在が、タエ子とトシオの「最後の言葉」を邪魔します。別れを交わしていれば、タエ子の心は東京へ向かっていたでしょう。

このシーンで流れるのが、「さよ〜な〜らさよな〜ら〜」という歌いだしが印象的な、盆踊りの定番だった曲。タエ子の迷いや未練、言葉にできない想いを静かに後押しするような場面です。

出典元:都はるみ公式YouTubeチャンネル

まとめ

今回の記事では、昭和の楽曲が印象的な『おもひでぽろぽろ』あらすじを中心に、作中で流れる印象深い歌について紹介しました。

映画で流れる歌はどれも魅力的で、昔を思い出させてくれる名曲だったようですね。この記事のあらすじや懐かしい曲を参考にして、スタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』の視聴を楽しみましょう!

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