スタジオジブリの作品が、日本のサブスクで配信されない理由をご存知でしょうか?誰もが知っている『ジブリ』なのに、なぜ視聴できないのかと不思議に思っている方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、人気のジブリが動画配信しないのはなぜなのか、海外で見れる理由と経緯や日本で見る方法について、調査しましたのでご紹介していきます。
ジブリが動画配信しない理由って何?
大人気のジブリが動画配信しない理由について、探ってみましょう。
映画館を重視するジブリの方針
スタジオジブリが配信サービスに積極的でないのは、創設メンバーである宮崎駿監督が「映画は映画館でこそ真価を発揮する」という強い信念を持っているから。ジブリにとっての映画は、映像を観るだけでなく大画面と迫力ある音響の中で、観客同士が同じ時間を共有する体験です。
一方で、スマホやPCでの配信サービスは、映画館のような共有体験は生まれにくいと考えられます。このような価値観の違いから、ジブリは動画配信をしていないようです。
パッケージとテレビ放送が支える安定収益
DVDやBlu-rayなどのパッケージ商品が、根強く売れ続けているジブリ作品。発売から年数が経っても安定した売上を維持しており、テレビで放送することにより高視聴率を獲得し、作品の注目度や話題性を長期間にわたって保っています。
しかし、いつでもサブスクで鑑賞できるようになれば、パッケージ販売の特別感や放送時のイベント感が薄れ、ビジネスモデルが崩れるかもしれません。そのため、ジブリは動画配信サービスの参入に慎重になっているのでしょう。
ジブリが海外で視聴できる理由と経緯は?
日本のNetflixではジブリ作品が視聴できないのに、海外で配信している理由や経緯について解説します。
海外と日本の配給権取得の違い
ジブリ作品が海外で視聴できるのは、映画館や販売(DVD・配信など)で観せる権利「配給権」の違いによるものです。日本はジブリが配給権を管理しており、簡単に配信できませんが、海外は国や地域ごとに会社が異なり、Netflixと契約することで視聴できます。海外のNetflixは、ヨーロッパや南米などで、2020年頃からジブリ作品を配信。HBO Maxではアメリカやカナダなどで配給権を取得し、視聴可能になりました。
日本ではテレビ局との契約や『金曜ロードショー』の存在があるため、配信を導入しにくいようです。
ジブリ作品の放送権を持っているのは?
日本テレビは、ジブリ作品のテレビやラジオで流す権利「放送権」を持っています。きっかけは、1985年『風の谷のナウシカ』の放送であり、当時の高視聴率と丁寧な番組作りが評価されました。今は年間を通じてジブリ作品が『金曜ロードショー』で放送されており、高画質な映像と多彩な特集企画により、多くの視聴者から親しまれています。関係は30年以上継続され、テレビ放送には欠かせないパートナーシップです。
放送権を持っている日本テレビは、ジブリ作品の製作に深く関わっているため、配信の権利も複雑と言えます。
国内で動画配信される可能性は?
スタジオジブリの作品が、国内で動画配信される可能性は、ゼロではないと言えるでしょう。市場の拡大に伴い、大きなビジネスメリットが見込まれるようになれば、テレビ局や既存の配給会社との契約を再構築して動画配信を導入すると推測できます。
しかし、スタジオジブリは長年にわたって「映画館で観ること」に強いこだわりを持ってきたため、海外のように簡単に配信へ舵をきるのは難しい状況です。現時点では「近いうちに解禁される」との具体的な動きや公式発表はないため、スタジオジブリが方針を変えるかは分かりません。
ジブリ作品を日本で楽しむには
海外では動画配信されているので、好きなタイミングで楽しむことができるジブリ作品ですが、日本では前述したように現在は動画配信サービスで視聴することができません。しかし作品を楽しむ方法がいくつかあるのでご紹介します。
金曜ロードショーを観る
ゴールデンウイークや夏休み、年末年始など子供が長期休みになるタイミングで『ジブリ特集』を組むことが多いので、事前に放送日時を確認して録画予約をしておきましょう!見逃し配信を期待する人も多いと思いますが、残念ながら金曜ロードショーは見逃し配信を行っていないので注意してください。ちなみに2025年8月までには以下の作品が放送されていました。
| 放送日 | タイトル |
| 2025年1月10日 | ハウルの動く城 |
| 2025年3月7日 | ゲド戦記 |
| 2025年5月2日 | 君たちはどう生きるか |
| 2025年5月9日 | 紅の豚 |
| 2025年8月15日 | 火垂るの墓 |
| 2025年8月22日 | 崖の上のポニョ |
| 2025年8月29日 | もののけ姫 |
好きな作品の放送を待ったり、CMで中断したりしてしまうはデメリットかもしれませんが、これだけ多くの作品が無料で楽しめるのでうれしいですよね。
Netflixで視聴
海外のNetflixでは2024年9月から配信されていた「火垂るの墓」がSNSなどを通して大反響を呼びました。そして日本のNetflixでもついに「火垂るの墓」のみですが、2025年7月15日から配信され多くのファンから喜びの声が上がりました。
他のジブリ作品はどうしたら観れる?
名作が多くあるジブリ作品ですが、実は日本にいてもその他のジブリ作品がNetflixで視聴ができます。VPNを使用して、日本にいながらインターネットの接続は海外で行っているようなネット環境を整えたうえでログインすると、これまで検索しても表示されなかった作品名がでてくるのでぜひ試してみてください。
DVDやBlu-rayを買う
ジブリ作品を日本で視聴する方法として、DVDやBlu-rayを買うことが挙げられます。購入すれば、自分の好きなときにジブリ作品を高画質で楽しむことが可能です。新品なら3,000円~5,000円程度で販売されており、特典映像や音声解説などが付いていることもあります。また、中古を探せば新品よりも安く手にできるかもしれません。注意点は初期投資や保管場所が必要になるため、事前に確認しておきましょう。
DVDをレンタルする
購入することに抵抗がある場合は、日本でDVDをレンタルしてジブリ作品を楽しむ方法もおすすめです。レンタルする場所や費用が安いサービスを紹介します。
どこで借りられる?
DVDを借りる場所は、『TSUTAYA』や『ゲオ』などのレンタルビデオショップです。多くのジブリ作品は旧作扱いになっているので、1作品110円程度(7泊8日)でレンタル可能。複数本まとめて借りたり、観たいものだけをレンタルすることにより、コストを抑えてジブリ作品を楽しめるでしょう。
しかし、レンタルビデオショップが減少していたり、店舗に足を運んだりしなければならない点に注意が必要です。
安く視聴できるレンタルサービスは?
最も安くジブリ作品を楽しめるレンタルサービスは、『DMM宅配レンタル』の月額レンタルプラン。1番安い「ベーシック4プラン」は月額1,080円から利用可能で、月に最大4枚のDVDを借りられます。送料無料で返却期限がなかったり、新旧作を問わずジブリ作品をすべてレンタルできたりする点が魅力です。
また、「DMMポイント」が貯まるため、次回のレンタル料金の支払いに活用すると良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、多くのファンを獲得しているジブリが動画配信しない理由を中心に、海外で視聴できる訳や経緯・日本で見る手法について紹介しました。
ジブリが動画配信しないのは、方針や安定収益などが関係しているようですね。日本でもジブリ作品を視聴する方法はあるので、お気に入りの映画を見つけて楽しみましょう!
