『魔女の宅急便』に登場するパン屋のおかみさん・おそのさんは、明るく気さくな性格でキキを温かく支える存在。そんなおそのさんを見ていると、旦那さんとの出会いやキキとのその後の交流など、気になることも多いのではないでしょうか。
この記事では、『魔女の宅急便』のおそのさんと旦那さんの馴れ初めやキキとの関係性、そしてその後についても詳しくご紹介します。
おそのさんはどんな人?
以前には魔女の宅急便 トンボ 本名が話題となりましたが、『魔女の宅急便』のおそのさんも魅力的なキャラクターですよね。ファンの間でも人気の高いおそのさんについて、くわしく見ていきましょう。
パン屋のおかみさん
おそのさんは、コリコの町でパン屋「グーチョキパン店」を営むおかみさん。見知らぬ土地へやって来たキキに最初に手を差し伸べた人物であり、物語に欠かせない存在でもあります。
忘れ物を届けてくれたキキの誠実さを認めると、店番や電話番を手伝うことを条件に住む場所まで提供しました。部屋代は不要で朝食付きという好条件からも、おそのさんの優しさや面倒見の良さが伝わってきます。
豪快でさっぱりした性格
おそのさんの魅力としてよく挙げられるのが、豪快でさっぱりした性格ということ。相手に必要以上に干渉せず、それでいて困っている時には自然と手を差し伸べてくれます。
キキが落ち込んでいる時も、そっと見守りながら支え続けていました。その距離感の心地よさこそ、おそのさんが多くのファンから愛される理由といえるでしょう。
おそのさんと旦那さんの馴れ初め
キキを温かく見守るおそのさんですが、旦那さんとの関係も気になるところです。映画では詳しく描かれていないものの、原作にはふたりの出会いや結婚に至るまでのエピソードが登場します。
ここでは、『魔女の宅急便』のおそのさんと旦那さんの馴れ初めについて見ていきましょう。
旦那さんのフクオとは?
おそのさんの旦那さんは「フクオ」という名前で、パン屋「グーチョキパン店」を一緒に切り盛りしています。映画ではセリフが少なく名前もほとんど登場しませんが、キキの「魔女の宅急便」の看板を作るなど、陰ながら家族やお店を支える存在です。
無口で大柄な見た目から怖そうな印象を受けることもありますが、実際は優しく穏やかな性格の持ち主。おそのさんとのやり取りからも、仲の良い夫婦であることが伝わってきます。
幼なじみから夫婦に
原作によると、おそのさんとフクオは幼なじみです。フクオは牛乳屋の息子で、子どもの頃はおそのさんとよく遊んでいました。しかし成長するにつれて疎遠になり、一時は交流がなくなってしまいます。
その後、おそのさんが「グーチョキパン店」を開いたことをきっかけに再会。牛乳屋を継いだフクオが配達に訪れるようになり、交流を重ねた末に結婚したとされています。映画で描かれているお互いを信頼し合う様子からも、長い年月をかけて築かれた深い絆を感じることができます。
おそのさんとキキの関係性
『魔女の宅急便』の中で、おそのさんとキキの関係性はとても印象的に描かれています。ふたりがどのような絆で結ばれているのか、整理しまとめました。
キキの新生活を支えた恩人
おそのさんは、コリコの町へやって来たばかりのキキに手を差し伸べた恩人です。慣れない土地で不安を抱えるキキにとって、おそのさんの存在は大きな心の支えだったといえるでしょう。
また、仕事を与えるだけでなく、一人前の働き手として接していました。キキが自立した生活を送れるよう、そっと後押しする姿勢が印象深いですね。
お姉さんのような特別な存在
おそのさんはキキを温かく見守りますが、過度に干渉することはありませんでした。困ったときには手を差し伸べながらも、自分で考え行動する機会を与えていました。
そのため、おそのさんは母親代わりというよりも、少し年上の頼れるお姉さんや人生の先輩のような存在といえるでしょう。悩んでいるときにはさりげなく背中を押し、成長を見守り続ける姿は、多くの共感を集めています。
おそのさんとキキのその後は?
ジブリ作品では登場人物のその後が気になることも多く、コクリコ坂の舞台について興味を持つ方も少なくありません。
そして同じように、おそのさんとキキの関係も、その後どうなったのか気になりますよね。ふたりの関係はその後も続いていったのか、くわしく見ていきましょう。
映画ではその後は描かれず
映画『魔女の宅急便』では、キキが町の人々に認められ、自信を取り戻したところで物語が幕を閉じます。グーチョキパン店での生活にも慣れ、おそのさんとの信頼関係も深まっていましたが、その後の様子は詳しく描かれていません。
また、おそのさんは妊娠中で、ラストでは無事に出産を迎えました。しかし、その後の親子の暮らしやキキとの交流については映画では語られていませんでした。
原作ではキキの成長を見守り続ける
原作『魔女の宅急便』シリーズでは、キキはコリコの町で暮らしながら成長し、恋愛や仕事を経験して大人になっていきます。そして最終的には結婚し、双子の母親になります。
そんなキキにとって、おそのさんは変わらず頼れる存在。住まいや仕事の面で支えてくれた恩人でありながら、少し離れた場所から見守り続けます。ふたりは心地よい距離感を保ちながら、長い年月をかけて深い絆を育んでいったようです。
町の中で続いていく温かな関係
おそのさんとキキの関係は、劇的な出来事が起こるというよりも、日常の中で自然に続いていく温かなものとして描かれています。キキにとってグーチョキパン店は、コリコの町での原点ともいえる特別な場所。
そしておそのさんは、困ったときに頼れる人生の先輩として、いつまでもキキを支える存在であり続けました。原作を読むと、映画では描かれなかったふたりのその後の関係性をより深く知ることができると思います。
まとめ
『魔女の宅急便』のおそのさんは、親切で面倒見が良く、キキの新生活を支えた存在。旦那さんのフクオとは幼なじみから夫婦になった心温まるエピソードがあり、作中でも仲の良い夫婦として描かれています。
また、キキとは恩人であり人生の先輩でもある特別な関係を築いていました。映画ではその後が詳しく描かれていませんが、原作ではキキの成長を見守る存在として登場。改めて作品を見返すと、おそのさんの魅力や温かさをより深く感じられることでしょう。

